top of page

ご挨拶

 この度、第 42 回鎮痛薬・オピオイドペプチドシンポジウムを、令和5年(2023年) 9月2日(土)-3日(日)に、東京理科大学葛飾キャンパスにおいて開催することになりました。

image_adjusted.jpg

 鎮痛薬・オピオイドペプチド研究会(Japanese Narcotics Research Conference:JNRC) は、1980年にInternational Narcotics Research Conference (INRC:国際麻薬研究会議) の日本支部として設立された40年近くに渡る学術研究会です。薬理あるいは生理作用を中心に、緩和医療を始めとする疼痛制御の問題等を、基礎・臨床の両面から幅広く捉え、その成果を普及することを目的としてきました。JNRC の主要な事業の一つとして毎年開催される鎮痛薬・オピオイドペプチドシンポジウムは、わが国における鎮痛薬およびオピオイド研究を組織的に進めるために本邦の医療・教育関係者(医師・薬剤師・看護師・研究者・教員)が一堂に会する唯一の場であります。

 第42回鎮痛薬・オピオイドペプチドシンポジウムの開催にあたり、全体テーマを 「基礎と臨床の融合を目指したオピオイド研究:現状と展望」 とし、日常臨床で生じている問題点・課題を基礎および臨床研究の双方向からの意見・情報交換を通じることで新たな治療法を提案・提供できる機会とすることを考えております。

 

 ここ数年のコロナ禍により、対面での学術集会がかなり制限されてきましたが、ようやく対面で学術会議を開催できる目途が立ちつつあります。この度の本シンポジウムでは、多くの研究者・医療関係者が、以前の一時の様に活発に討論する環境を用意したいと関係者一同一丸となって鋭意準備を進めております。また本学薬学部は2025年に葛飾キャンパスに移動します。新しいキャンパスで新たな気持ちで、このシンポジウムで国内外の研究者をお招きしたいと思っております。

 

当日は、様々な分野からの先生方がご登壇し、大変興味深い最先端の発表が行われます。また、学生・若手研究者の皆様を対象に、ポスター賞も用意させていただきました。懇親会も予定しております。ご参加される皆様が、新たなつながりを築く機会に、旧知の仲間と再会する機会となりましたら幸いです。

 

 この研究会の成功には皆様のご参加・ご協力が欠かせません。ご登壇いただく演者の先生方、参加していただける関係者の皆様、さらには準備や運営に携わるスタッフの皆様に心から感謝申し上げます。皆様の熱意によって充実した研究会を実現できることを信じております。多くの皆様のご来場をスタッフ一同心よりお待ちしております。

 

 

謹白

 

2023年 6月吉日

          第 42回鎮痛薬・オピオイドペプチドシンポジウム (JNRC2023)

                       世話人代表 斎藤 顕宜

事務局長 山田 大輔

実行委員 

野崎千尋(早稲田大学)、中本賀寿夫(神戸学院大学)、吉澤一巳(東京理科大学)

bottom of page